持ち出しバッグは、用意しただけでは意味がありません。避難するときにすぐ手に取れる場所に置き、家族全員がその場所を把握しておくことが大切です。

置き場所の選び方

次のような場所が、持ち出しバッグの置き場所として向いています。

  • 玄関付近: 避難時の動線上にあり、すぐに持ち出せる
  • 寝室の出口付近: 夜間の地震など、就寝中の避難にも対応しやすい
  • 車のトランク: 外出中の被災に備えた簡易セットとして

クローゼットの奥や、物が積み重なった収納スペースは、いざというときに取り出しにくいため避けましょう。

複数箇所に分散させる

保存水と同じように、持ち出しバッグも1か所にまとめず、複数箇所に分けて置いておくと安心です。1階と2階、玄関と寝室など、家の中の複数の場所に分散させておくと、どこか一方が被災してもカバーできます。

家族の人数が多い場合は、一人ひとりのバッグをそれぞれ手に取りやすい場所に置いておくとよいでしょう。

家族全員で場所を共有しておく

置いた本人しか場所を知らない状態では、いざというときに家族が見つけられないことがあります。置き場所は家族全員で共有し、できれば実際に持ち出す練習をしておくと、緊急時にも慌てず行動できます。

車に簡易セットを積んでおく場合は、夏場の高温になる車内で食品や電池が劣化しやすい点に注意し、定期的に中身を点検しましょう。中身の点検・入れ替えについては、持ち出しバッグの中身リストもあわせてご覧ください。